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感動した。。。。。。

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昨日は夜勤で、早めの時間に肺水腫を患った子が急患で来ました。

チワワ10才、体温35度。可視粘膜蒼白。レントゲン写真では心臓まんまる、肺真っ白。心臓の治療歴はなし。

来院時は意識もなくて、血混じりの泡を口から鼻から大量に出していた状態。手遅れで亡くなった子はたくさんいました。



でも、この子は違っていました。




まだ早めの時間でスタッフが残っており、しかもある程度業務が終わってみんなの手が空いていた状態。

そこにいたほぼ全員が恐ろしい早さで動いて、あれよあれよとできる限りの処置をしていきました。

オペ室で酸素吸入していたその子は意識を取り戻し、体温も上がり、酸素室に移りました。

でも十数分後に再び呼吸困難に。。

もう1度オペ室に運んで、気管挿管すると、管がすぐ泡だらけになりました。既に色々な薬をけっこうな量使っていて、もうだめかとも思いました。

それでも人工呼吸を続けているとまた意識が戻ってきて、もう挿管いらんと嫌がり、マスクで酸素をかがせているとそのうちにそれも嫌がるようになり、日付を越える頃、また酸素室に。

夜勤はいつも0時までだったのですが、今日はもうこの子のそばにいようと決め、診察室に椅子を並べてクッションを持ってきて仮眠をとりました。

時々目を覚まして確認すると、荒い呼吸で頑張る姿。何回か目を覚ます度、その子につなぎっぱなしの心電図は一定のリズムを刻んでいました。

空が少し明るくなってきたころ、持続点滴が切れたので追加しに行くと、薄明かりの中で、その子と目が合いました。

力のない目で、でもしっかりと、まっすぐこっちを見ていました。


ふいに、鼻の奥がツンとして、ぽろっと涙がこぼれました。

なんでだか、突然目頭が熱くなりました。


治療に反応してくれて嬉しい。それともまた違う。


なんというか、その子の生きる力というか、生きようという力というか、生への執着というか、


そういうのを感じて、


根本的なところがすごい、と思いました。


その子は確かに目の前で生き延びました。


とりあえずこの8時間、お互いに、諦めなくて良かったんだと思う。。


この一期一会に、すごく、すっごく心を打たれました。


ああ、生きるって何~~~。。




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コメント


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あぁ、読んでるだけでも感動した。
辛い事もたくさんあるだろうけど、それ以上にステキな仕事やね☆

きよこ | URL | 2010-05-21(Fri)14:56 [編集]


◎きよこ

さようかーありがとう^^

今もわんこは頑張っているけどちょっとしたことで動揺やわー・・

しんどいこともあるけど続けてるのはそういう出来事に要所要所で出会うからというのも有るのかなあ。

ukari | URL | 2010-05-23(Sun)00:25 [編集]


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