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ツバメとんだ

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7月は友人の結婚式の準備、学会準備、院長からの難題、入院件数爆発、などでみそじを迎えた私にとってはなかなかハードな毎日でした。知る人は知るヨサコイソーラン祭りの直前みたいに。笑

でも友人の結婚式はその分感動もひとしおだったし、さらに友人が好きになりました。これからも末永くよろしく。


そんなひと風吹いたあとに、さらに嬉しいニュース。

うちの病院、よく野鳥が運び込まれるのですが、その中で巣が壊されてしまったというツバメ三兄弟‥

巣が壊されただけなので本人達はいたって元気。私がみたときには保護?されてから2日経っていて、彼らはみどりのたぬきのどんぶりと新聞紙でこさえられた巣の中でピーピー言っておりました。

おちょくってんのかと思うくらい3羽とも同じ動き。前を通るたび、ピーと黄色い口が開く。

みんなで仕事の合間に(といっても一応これも業務のうちに入るはず。。)給餌し、いい加減巣立っていいだろうという大きさに。

仕事の日は朝から晩までなかなか外に出られないので休みの日に3羽連れ帰り、飛行訓練。

そしたら2羽は圏外に飛び出し、あっけなく巣立っていきました。

残る1羽はどことなく甘っちょろい感じで、飛んでは私に捕まり、また飛んでは私に捕まり。

ふと上を見るとツバメが2羽電線に。さっき飛んでいった兄弟でしょうか。(違うかもしれんけど)


でもあんたあ、このままではお空にゃやれないよ。

ミルワームを投げて自分でついばませたり、喝を入れてみたり、


2日後。

ちょっと昨日より飛んだ。焦っているのか。昨日より明らかに頑張っている感。でもまた物置の上で私に捕まる。


3日後。

明らかに瞳にみなぎる強い力。(主観)

朝仕事に行く前に、兄弟を放したところでもう1度飛ばせてみたら、おお、上昇している!でも物置の上に止まった。手を伸ばして、また私に捕らえられそうになったそのとき。


ぱたたたた


2番目の兄弟がたどったのと同じ軌跡で、末っ子(主観)ははばたいていきました。



いつも野鳥業務は二の次になってしまっていて申し訳なかったけど、




感動した。




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波乗りるぼにー

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先輩が動物病院の開業に向けて本格的に動き出したようです。開業を考えている方は参考になるかもしれないので、リンクを貼っておきますね。(勝手に)

ひつじ人間の開業日記







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いろいろ③自己満その2


前回の会話を聞いてからいろいろ考えることが多くなりました。
 
 
●自己満その2●
 
自分がなんで今の仕事を選んだんだっけ?とか、臨床以外にも首を突っ込んだのは何でだっけ?とか、今後どうしていきたいんだっけ?
 
 
正直、当初の予定からすると、私は今の職場にいすぎなのです。
 
最初は避妊去勢ができるくらいまで‥と思っていたのですが、何か先輩が辞めていって抜けにくくなったりとか、幸か不幸か人間関係が良好でそれなりに楽しく働けてついついズルズルとか…
 
 
 
でも初めて子宮蓄膿症の手術をした時、ぐったりして立てなかった子がしっぽを振ってオーナーさんの方を向いたときはすごく嬉しかったし、何より最初連れて来たとき不安そうだったオーナーさんの笑顔をみて、やって良かったと心の底から思いました。
 
自分にできることが増えればそれだけ救える命とその子に関わる人の助けになれる。
 
多分この仕事の一番、というかむしろ私にとっては今や唯一の魅力です‥
 
今続けている理由はそれだけで、それこそ自己満足なのだと思います。
 
でもやっぱりその自己満を誰かに発してこそ意味があるに違いないのです。
 
仕事を通して感じていることとか、人と動物の関わり合いとか、野良猫のこととか、動物はペットだけではない!とか‥それを通じて人と関わったりとか、人が初めて何かを知るときの表情を見たりとか、笑ったりとか泣いたりとか
 
未熟者なら未熟者なりにできることはあるはずなんだろうけれど、結局野良猫の避妊去勢用ポストカードもまだお試し販売もできてない~
 
 
 
うーん。。まとまらない。。
 

 
 
いつも行ってる整骨院に行ったとき、私のカルテに受付の人から
 
『うちのネコちゃんが、あちこちでトイレをして困っています。どうしたらいいでしょう~~?』
 
とメモ書きが。
 
なんか、そうそう、こういうのが好きなんです。
 
何か、獣医やっててよかった!と思うのはいつもこんな感じ。
 
 
いろいろやりたい、やらなきゃ、はあるけど、
 
 
原動力は多分、ここらへん。

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づがれだ

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恋人がハゲる夢をみました。こんばんは。





最近入院の数が減らず、20件をキープしています・・・・。

『良くなって良かったね!さいなら!』と言っているそばから、『も、ダメ。』と入ってくるのです。

景気が悪くなってからは特にギリギリの状態で来る子も多く・・

昨日までの5連勤はずっと帰りが日付越えでした。自分より過酷な労働をしている人を知っているのですが、さすがに疲れちゃいましたよ、私。

でもずっとここで働くわけではないし、自分が決めたところまでは頑張ります。病気の動物たち(中には元気なのも混ざっているが)の方がしんどいでしょうしね。

でも、毎回休みの次の日は、自分がいない間にみんな元気になって入院が半分くらいになっていやしないかしら、と淡い期待を抱いて出勤するのです・・・

明日の入院件数はいかに。。。。。

あ、そして、なぜか入院の子の約5分の1ほどがモモちゃんです。犬から猫から鳥からウサギから、モモちゃんです。ちなみに副院長の娘さんもモモちゃんです。かわいいよね、モモちゃん・・・種を越えて愛される名前よね。




では~~~~~~~

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感動した。。。。。。

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昨日は夜勤で、早めの時間に肺水腫を患った子が急患で来ました。

チワワ10才、体温35度。可視粘膜蒼白。レントゲン写真では心臓まんまる、肺真っ白。心臓の治療歴はなし。

来院時は意識もなくて、血混じりの泡を口から鼻から大量に出していた状態。手遅れで亡くなった子はたくさんいました。



でも、この子は違っていました。




まだ早めの時間でスタッフが残っており、しかもある程度業務が終わってみんなの手が空いていた状態。

そこにいたほぼ全員が恐ろしい早さで動いて、あれよあれよとできる限りの処置をしていきました。

オペ室で酸素吸入していたその子は意識を取り戻し、体温も上がり、酸素室に移りました。

でも十数分後に再び呼吸困難に。。

もう1度オペ室に運んで、気管挿管すると、管がすぐ泡だらけになりました。既に色々な薬をけっこうな量使っていて、もうだめかとも思いました。

それでも人工呼吸を続けているとまた意識が戻ってきて、もう挿管いらんと嫌がり、マスクで酸素をかがせているとそのうちにそれも嫌がるようになり、日付を越える頃、また酸素室に。

夜勤はいつも0時までだったのですが、今日はもうこの子のそばにいようと決め、診察室に椅子を並べてクッションを持ってきて仮眠をとりました。

時々目を覚まして確認すると、荒い呼吸で頑張る姿。何回か目を覚ます度、その子につなぎっぱなしの心電図は一定のリズムを刻んでいました。

空が少し明るくなってきたころ、持続点滴が切れたので追加しに行くと、薄明かりの中で、その子と目が合いました。

力のない目で、でもしっかりと、まっすぐこっちを見ていました。


ふいに、鼻の奥がツンとして、ぽろっと涙がこぼれました。

なんでだか、突然目頭が熱くなりました。


治療に反応してくれて嬉しい。それともまた違う。


なんというか、その子の生きる力というか、生きようという力というか、生への執着というか、


そういうのを感じて、


根本的なところがすごい、と思いました。


その子は確かに目の前で生き延びました。


とりあえずこの8時間、お互いに、諦めなくて良かったんだと思う。。


この一期一会に、すごく、すっごく心を打たれました。


ああ、生きるって何~~~。。




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